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『絶歌』出版継続!尾木ママは否定派ではなかった 社会の反応【太田出版】 [国内]

本日17日、太田出版の公式ホームページに『絶歌』出版に関する岡社長の意見が掲載されました。


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太田出版 『絶歌』出版継続確定!



太田出版社長の岡聡は、『絶歌』の販売停止、全回収という意見に対して、

「出版する責任は出版する者にこそある。他人の意見によって出版を止めるか否かを決めるのはむしろ責任転嫁になる」



といったコメントをして、『絶歌』の出版継続の意思を明らかにしました。



『絶歌』出版を継続する理由としては「少年犯罪発生の背景を広めたい」とコメント。



芸能人からも「絶歌は読みたくない」、「いち早く全回収を」という声が広がっている中での岡社長によるこの発言は、さらなる批判の嵐を巻き起こす可能性も。

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尾木ママ 最初は“『絶歌』否定派”ではなかった



芸能人による『絶歌』出版に関する発言で、もっとも注目されているのは教育評論家「尾木ママ」こと尾木直樹。

「出版を中止して、既に配本されている本は即刻回収した方がいい!」

と、自身のブログにも『絶歌』出版の差し止め&全回収を求める記事を掲載しています。





しかしそんな尾木ママですが、『絶歌』発売を知った11日の時点では

「分析して読んでみたい」

とブログで綴っています。



その直後の記事では、

“専門家ならきちんと勇気出して読むべきかもしれませんが




そんな客観主義は研究室にこもる「学者」さんのお仕事かもしれないです




尾木ママのようなあくまでも臨床から考える専門家?は読みたくないです“





と、あくまでも「自分は読みたくないけれども、社会的にはあっても良いかも」

というスタンスがうかがえます。





しかし途中から意見は一変。

「絶歌は即刻販売中止、全回収すべきだ」



という内容を書いた記事が同日、同ブログにアップされていました。



『絶歌』が、元少年A自身による「手記」だということを知ったからです。

手紙を通したり、念入りなインタビューを通したりした、“第三者”による書籍であれば「自分は読みたくないな。専門家が読んで役に立てばそれでいい」程度に収まっていたそうです。

結局その後、今日にいたるまで合計4つの『絶歌』記事をアップしていますが、そのいずれも“絶歌出版”に関する反対意見です。


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『絶歌』は社会に出して良い本なのか



さて、『絶歌』出版から今日で7日目。

芸能人を中心に、上記のような批判は相次いでいます。

しかしその一方では、週間ベストセラー1位の座に冠するほどの“人気書籍”となっているのも事実。

太田出版には批判の他に

"「少年Aのその後が気になっていたので知ることができてよかった」"



"「自分の息子が将来加害者の側になるのではないかと心配している。少年Aの心の動きを知ることができて参考になった」"



など、好意的な意見も寄せられています。



実際、尾木ママの当初の意見は「専門家なら読むべきだ」というスタンスでした。



金八先生で有名な武田鉄矢は

“「少年が犯す犯罪をひもとく上では貴重な例になる」”



とコメント。



また、元フジテレビアナウンサー長谷川豊も

“「犯した過ちから背を向け逃げているわけではなく、ちゃんと向かい合っている、と私は判断した。



そうなると、彼の『体験』は極めて特異なものであり、そこから紡ぎだされる心情や考え方は『貴重なサンプル』ともいうことは出来る」”



と、批判を覚悟して『絶歌』の存在を前向きに捉えています。



芸能人だけではなく、一般人によるブログ等でも「評価したい」という意見が多数。





遺族心理の配慮、社会的モラルなど、批判すべて点は多く存在します。

しかしながら『絶歌』出版によって、“少年犯罪”に関する貴重なサンプルが世に登場しましたし、そのことで『絶歌』が評価されているのも間違いありません。




管理人の所感



実際に管理人も『絶歌』を手に取り読んでみました。



一部で騒がれている通り、本当にゴーストライターが書いたのではないか、というほどの文章で、そこには思わずびっくり。

内容も世間で言われているほど陳腐なものではありません。

少なくとも、ひとつの書籍としては十分すぎるほどの出来になっています。

ただ内容が内容なだけに、気分はだいぶ悪くなりますけどね。



世間で多くの批判がある中、「その批判はどうなの?」と言いたくなるような意見もあります。

「周りが『絶歌』を批判しているから、『絶歌』の出版はいけないものなんだろう」という、浅はかな意見が、どうも多いように見えて仕方ありません。

もしくは、「何が何でも『絶歌』の存在はいけないんだ」と言って、最初から悪い点だけにしか目を向けずに、一辺倒な意見しか語らない人もいます。



“酒鬼薔薇本”は、第三者によって数多く出版されています。

『絶歌』が批判対象になっている一番大きな原因は、内容云々よりも“本人が書いたこと”ですよね。

それがどうして批判につながるのか。

まあ、これに関しては個人的な意見も盛りだくさんなので、現在もう一個記事を作成中です。

本日中にはアップする予定です。



それでは今回はこの辺で。


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