JASRAC印税の仕組み!「恋するフォーチュンクッキー」で秋元康が手にする印税はいくら? [エンタメ]
20日、2015年度のJASRAC賞にて、AKB48に「恋するフォーチュンクッキー」が金商に選ばれました。
銀賞は、アニメ進撃の巨人より、「進撃の巨人BGM」。
銅賞は、「ルパン三世のテーマ'78」となりました。
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JASRAC賞とは、JASRACが管理している楽曲のうち、著作物使用料の分配額が最も多い数曲に与えられる賞。
主にカラオケ店やパチンコ店などで、どれだけ使われているかが評価基準となります。
JASRACの使用料の仕組みはどうなっているのでしょうか。
ということで、今回はJASRACの著作物使用料、印税の流れについて調べてみました。
まず、作詞・作曲者がJASRACに作成した曲を預けます。
ほとんどの場合、作詞・作曲者は音楽出版社に仲介を任せます。
ですから音楽出版社からJASRACに曲を預けることになることがほとんど
こうして楽曲はJASRAC管理物となります。
JASRAC管理の楽曲を利用するときは、利用者はJASRACに①申請・使用料の支払いを行い、②楽曲利用の許可を得ます。
利用者というのは、カラオケやパチンコなどもそうですが、『CDとして販売する』ときもJASRACへ申請・支払いをする必要があります。
そうしてJASRACの元には管理楽曲の使用料が入ってきます。
この使用料は作詞・作曲者へ印税という形で金額が分配されるのですが、仲介した音楽出版社があれば真っ先にそちらへ分配されます。
直接作詞・作曲者のもとへは入ってこないんですね。
音楽出版社の方で、作詞・作曲者の取り分を決定し分配して、使用料の流れは終わりです。
もちろん、作詞者と作曲者が別であれば、さらに金額は分配されることになります。
ちなみに、CDとして販売するときの使用料は、「CD価格の6%×販売枚数」が基準となるそうです。
具体的にどうなっているのかを、今回JASRAC金賞に輝いた「恋するフォーチュンクッキー」で考えてみましょう。
「恋するフォーチュンクッキー」は、1枚あたり約1,200円。販売枚数は約200万枚。
CD販売のための使用料は、「CD価格の6%×販売枚数」ですから、
1,200円×6%×2,000,000枚=144,000,000円=1億4,400万円になります。
CD販売会社はJASRACに1億4,400万円の使用料を支払っているんですね。
使用料のうち音楽出版社にはどれだけ入ってくるのでしょうか。
総使用料のうち、6%がJASRACの取り分となるそうです。
1億4,400万円×6%=864万円がJASRACの取り分。
残りの
1億4,400万円―864万円=1億3,536万円が音楽出版社の方へ分配されます。
音楽出版社には1億3,536万円が入ってきました。
このうち約50%の
1億3,536万円×50%=6,768万円が作詞・作曲者へ分配されるそうです。
「恋するフォーチュンクッキー」の作詞はみなさんご存知の秋元康さんですが、作曲者は別にいて、伊藤心太郎さんという方が作曲をしています。
さらに、「恋するフォーチュンクッキー」には武藤星児さんという編曲者もいるんですね。
この3人で何らかの契約はしているとは思いますが、単純に3分割してみましょう。
6,768万円÷3=2,256万円が、一人当たりの取り分となります。
残っている50%の6,768万円は、音楽出版社のAKSの取り分となります。
なるほど、こんな流れになっていたんですね。
自分で調べておきながらかなり勉強になりました。
「恋するフォーチュンクッキー」の場合、他メディアでも多数利用されていますので、その都度使用料が発生しています。
ですから、各方面へ入っている印税はもっともっと高くなっているはず。
その辺も調べたら面白そうですね。
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銀賞は、アニメ進撃の巨人より、「進撃の巨人BGM」。
銅賞は、「ルパン三世のテーマ'78」となりました。
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JASRAC賞とは、JASRACが管理している楽曲のうち、著作物使用料の分配額が最も多い数曲に与えられる賞。
主にカラオケ店やパチンコ店などで、どれだけ使われているかが評価基準となります。
JASRACの使用料の仕組みはどうなっているのでしょうか。
ということで、今回はJASRACの著作物使用料、印税の流れについて調べてみました。
まず、作詞・作曲者がJASRACに作成した曲を預けます。
ほとんどの場合、作詞・作曲者は音楽出版社に仲介を任せます。
ですから音楽出版社からJASRACに曲を預けることになることがほとんど
こうして楽曲はJASRAC管理物となります。
JASRAC管理の楽曲を利用するときは、利用者はJASRACに①申請・使用料の支払いを行い、②楽曲利用の許可を得ます。
利用者というのは、カラオケやパチンコなどもそうですが、『CDとして販売する』ときもJASRACへ申請・支払いをする必要があります。
そうしてJASRACの元には管理楽曲の使用料が入ってきます。
この使用料は作詞・作曲者へ印税という形で金額が分配されるのですが、仲介した音楽出版社があれば真っ先にそちらへ分配されます。
直接作詞・作曲者のもとへは入ってこないんですね。
音楽出版社の方で、作詞・作曲者の取り分を決定し分配して、使用料の流れは終わりです。
もちろん、作詞者と作曲者が別であれば、さらに金額は分配されることになります。
ちなみに、CDとして販売するときの使用料は、「CD価格の6%×販売枚数」が基準となるそうです。
具体的にどうなっているのかを、今回JASRAC金賞に輝いた「恋するフォーチュンクッキー」で考えてみましょう。
「恋するフォーチュンクッキー」は、1枚あたり約1,200円。販売枚数は約200万枚。
CD販売のための使用料は、「CD価格の6%×販売枚数」ですから、
1,200円×6%×2,000,000枚=144,000,000円=1億4,400万円になります。
CD販売会社はJASRACに1億4,400万円の使用料を支払っているんですね。
使用料のうち音楽出版社にはどれだけ入ってくるのでしょうか。
総使用料のうち、6%がJASRACの取り分となるそうです。
1億4,400万円×6%=864万円がJASRACの取り分。
残りの
1億4,400万円―864万円=1億3,536万円が音楽出版社の方へ分配されます。
音楽出版社には1億3,536万円が入ってきました。
このうち約50%の
1億3,536万円×50%=6,768万円が作詞・作曲者へ分配されるそうです。
「恋するフォーチュンクッキー」の作詞はみなさんご存知の秋元康さんですが、作曲者は別にいて、伊藤心太郎さんという方が作曲をしています。
さらに、「恋するフォーチュンクッキー」には武藤星児さんという編曲者もいるんですね。
この3人で何らかの契約はしているとは思いますが、単純に3分割してみましょう。
6,768万円÷3=2,256万円が、一人当たりの取り分となります。
残っている50%の6,768万円は、音楽出版社のAKSの取り分となります。
なるほど、こんな流れになっていたんですね。
自分で調べておきながらかなり勉強になりました。
「恋するフォーチュンクッキー」の場合、他メディアでも多数利用されていますので、その都度使用料が発生しています。
ですから、各方面へ入っている印税はもっともっと高くなっているはず。
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2015-05-20 16:45
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